蜃気楼

  蜃気楼とは、 光の異常屈折現象の一つ。 像の位置がずれたり、
  倒立したり、 実在しない像が現れたりする現象のことである。

  地面や海面の温度と気温との差が
  大きいとき、 地面や海面付近に
  著しい気温の鉛直および水平の
  変化が起こり、 地表と
  ほぼ平行に走る光線が
  まっすぐ進まず、 異常に屈折
  するために生じる現象である。



  (1)上位蜃気楼

    上位蜃気楼は、元の物体の上
    現れる。
    なぜなら、空気が上暖冷の層
    である時、物体から出た光は
    上に凸の弧を描いて観察者の
    目に入ってくるから。
    人間の目には光が入射
    してきた方向に像が見えて
    しまう。


  (2)下位蜃気楼

    下位蜃気楼像は、 元の物体の
    ある部分から下は見えなくなり、
    そこに下方倒立像が合体
    した像が見られる。
    この場合、 見ている人には
    物体が水面に反射した像を
    見ているかのような錯覚を
    起こすこともある。
    ある部分とは上冷下暖の層
    の厚さ、 物体の高さと、
    観測者までの距離とが関係してくる。





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